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スペイン語の初級勉強法

さあ、今日もやってまいりました。

今日はスペイン語の初級の学習方法について記事を書きたいと思います。日本と欧米の学習方法で大きく勉強方法が違うのなと感じる点は外国語を学ぶ目的かなと思います。日本だと勉強が目的の勉強になりがちだなと感じております。学校の部活動と同じで練習のための練習、会社だったら働くために働く、遊びだったら遊ぶために遊ぶだったり。本末転倒なことが少なく無いと思います。

スペイン語だと、「まず活用だ」と思う方が多いのでは無いでしょうか?

覚えることが多すぎて、話したり、フレーズや単語を覚える前に活用ばかり暗記しようとして、途方も無い努力で途中で挫折して止めてしまう方も中には多いかもしれません。学校のテストがまず活用についてほとんどなのである意味仕方ありません。何故、日本の語学教育がそうさせてしまうのか諸説ありますが、個人的な意見ですが、先生がテスト採点し易いからだと思います。活用が合っているか間違っているか白黒つけるのが簡単だからです。先生の目的意識もテストをして単位をあげるかあげないかを決める事しか考えてない方も少なくないのではないでしょうか?生徒が本当にコミニケーションできるように主眼を置いている先生はあまり多くはないのかもしれません。

 

しっかりコミュニーケーションを取れることを主眼におけば、大事なことはまず、文法や活用では無いとまず気づくはずです。スペイン語話者がスペイン語に不慣れな人に話す時はほとんど、動詞を活用することなく原形で話したりします。なのでまずはフレーズを覚えて単語を覚えることが大事です。そして言葉を並べることが大事です。時制や活用は場数を踏んでくと自然に覚えるものです。スペイン語は日本語と似ている部分があって、結構単語を並べただけで通じたりします。英語と違って、主語を後ろに置いても文法的にはOKなのです。日本語と同じですね。

ところで子供も言語を覚える時、活用を一通り覚えてから話せるようになるわけではありませんよね?

なので繰り返しにはなりますが、まずはフレーズ、単語を覚えてそこから単語を並べて話す。そしてスペイン語をたくさん聴いて、経験を通じて活用の意味を理解してから、自分に取り込んで行ければベストかと思います。ただ初級でも最低限、覚えることはあります。例えば現在形はさすがに初級でも覚えたいですねよね。特に主語が自分の時あるいは相手の時は最低限覚えると良いでしょう。

じゃあ、初級者でも過去や未来の話たい時はどうすれば良いのか? そこで私から提案したいのは未来形であれば「voy(ir)+動詞の原形」、過去形であれば「he(haber)+過去分詞」を使う。命令形の禁止であれば「Sin+動詞の原形」を使う。

未来形:voy(ir)+動詞の原形

過去形:he(haber)+過去分詞形

命令形(禁止):Sin+動詞の原形

こうするだけで、結構、簡単にできますよね。もちろんよく使う単語に関しては自分が使う時制を覚えておくと良いでしょう。

また活用は「yo」「tu」「usted/él/ella」「nosotros」「vosotros」「ustedes」の6つを覚えますが、「vosotros」は「ustedes」で代用できますし、そもそもラテンアメリカでは使わないので最初は無理して活用を覚える必要はないでしょう。

如何でしたか? 最初は騙されたと思ってやってみても大丈夫ではないでしょうか?